HOME へなちょこぶり  へなちょこ写真  へなちょこサイクリング日記  ひとり言 掲示板 リンク  ブログ

'04.03.27淡路島半周『道の駅あわじ』-洲本-五色-一宮-北淡-『道の駅あわじ』


走行距離   86.7Km 
走行時間  4時間27分 
平均速度  19.5Km/H 
最高速度  44.0Km/H 

M4積算距離  2408.5Km/H


『あなじて』という自転車系ページで知り合った京都に住むprado772さんと淡路島に行ってきました
今回は『道の駅あわじ』からスタートし、東海岸沿いを走り洲本から島を横断
五色町に出て西海岸沿いを北東に走って淡路町に戻る淡路島北側半周コースです

prado772さんの話では、本当は南側の南淡、西淡方面が景色が良いと言う事ですが
日帰りでは距離が長いため時間と体力的に無理と言う事で今回は半周になりました

それでも海沿いのサイクリングは景色が良くて春の淡路島を十分満喫してきましたよ

それと、今回は京都から淡路島往復の高速代、燃料の交通費をprado772さんが全て出してくれました
小遣い支給前の私には涙が出るほどありがたかったです

この場で御礼申し上げます(感謝)


コース図

破線が走ったコースです






午前2時ちょっと過ぎに起床
いつもならワクワクして前日は眠れない事が多いのですが
昨日は仕事が忙しく、かなり疲れたせいか11時過ぎに寝ることができ3時間ほど睡眠が取れました

用意は昨日済ませてあったので自転車を車に積み込み3時に出発
国道を順調に走りprado772さんと待ち合わせしている京都の向日市体育館に6時少し前に到着
約束の6時半にはちょっと早いので、車の中で軽く朝飯のパンを食べます

6時を少し過ぎたあたりでprado772さんに電話しようとした時
ふとルームミラーに後ろからこっちに向かって走ってくる自転車のオジサンを確認
見覚えのあるズボンをはいているので「ひょっとして・・・」と思っていたら
やっぱりprado772さんでした

車で来ると思っていたのでちょっとビックリしてしまいました
それと、マウンテンバイクで来ると思っていたら
prado772さんが乗ってきたのはグリフォンという小径車(20インチ?)だったのでもう一度びっくり
正直言うと「こんなに小さい自転車で長距離(でもないですが)大丈夫なのかな?」と思いつつ
prado772さんの自転車を後ろに積み込み
すぐ横にあるコンビニで朝食用のパンを買った後、淡路島に向かいます



6時15分に向日市体育館横から出発

ちょうどその時に日の出を見る事ができました



車に乗りこんですぐに、まるで毎日話しているかのごとく
普通に自転車や日常の話をできるのが不思議です

話は盛り上がりながらもprado772さんの指示通り名神に入り
中国道、山陽道を経由して高速を走っていきますが
複雑に合流、分岐をくりかえしているので、私はどこを走っているのかよくわかりません
いわれるままに走っていると明石海峡大橋が見えてきました

初めて渡るこの橋はとても大きくて
特にアーチの支柱の高さは驚くほどで感動してしまいました

ここまで来るとサイクリングというより普通に観光気分です

明石海峡大橋を渡ってすぐ高速を降りた横っちょのところに『道の駅あわじ』がありました
今日のスタート地点はここです



『道の駅あわじ』に到着




8時10分にいざスタート
東海岸を走って南下していきます

ほんのちょっと走ったところに岩屋港があり岸壁に”たこフェリー”が着岸していました
面白いのでここでまず記念撮影

ちなみに、タコフェリーの料金は兵庫の明石からこの岩屋港まで大人320円、自転車は200円だそうです
明石海峡大橋の料金を考えるととても”お得”だと思います



たこフェリーとprado772さんの自転車

あぶない?(笑)



たこが出港!




フェリーを見送りまた走り出します



ここは淡路町

写っている頭の毛が寂しい(無い)人はprado772さんではありませんので
誤解しないように



ちょっと曇っていた空に晴れ間がでてきました

海岸道路は潮の香りがする気分の良い通りです
海も綺麗で魚がいっぱい釣れそうな場所がいたるところにあって
釣竿が欲しくなってきました



海岸道路




今日のコースはずっと舗装路を走ると聞いていたので
タイヤを前後ユッチンソンスコーピオンエアライト1.75サイズのブロックタイヤにしてきました
セミスリックの方が良さそうですが持ってないのでコレです

このタイヤは重量が軽いのと径が小さいのとの両方あいまって走った感じは随分楽チンです
ブロックが荒めなので少しゴツゴツした乗り心地ではありますが
特に不快というほどではないです
当然ブロックタイヤなので少々荒れた路面でも安心感があって好調です


世界平和大観音像の見える漁港で軽く朝のパンを食べながら小休憩



後ろに見えるのが大観音像




この漁港でprado772さんの自転車(グリフォン)に乗らせてもらいました

見た目とは違って”普通”に走るのにはちょっとびっくり
想像ではとても乗りにくそうなイメージを持ってましたが案外簡単に乗れました
ハンドルはどうしてもクイックな感じは否めませんが
ポジションに窮屈さは無く、リアサスも付いていて快適です
なにより、”楽しさ”は十分理解できましたよ

prado772さんの説明では13kg以上重量があるらしく
「今日は登りでどれだけ使えるか試したくてこれできました〜」という事です



ずっとこんな感じの道を行く




途中で10km程一般道で自転車を交換して走ってみました

グリフォンは車輪が小さい割にはけっこうスピードが出ます
下りではどうしてもスピードのノリが悪いのはしかたないようです
でも、乗り物としては面白いと感じました

小径車ファンが多いのも納得です


汚い話ですが、自転車を交換して走ってる時に急にオシッコがしたくなってきました
たまたまその辺にはトイレらしいのは無くて我慢して走っていましたが
限界に近づいてきたのを感じたので小さな漁港で失礼させていただきました

海に向かっての”放水”は気持ちよかったです



放水した小さな漁港




昼が近くなる頃には晴れ間がずっと広がりいい天気になってきました

ここで自転車を自分のものにお互い戻して再スタート
風はまだ少し冷たいです



洲本町が見えます







空が青くなると海も青さを増してきました
あんま海が綺麗なので少し走っては止まって海を見てしまいます



2人とも気分は絶好調




う〜ん最高!




洲本のちょっと手前の高台にて




上の写真の別カット




洲本町に着いて洲本漁港の少しだけ手前を右に曲がります
ここから淡路島を横断して西海岸に向かいます

田舎町に入りprado772さんは車がやっと通れるくらいの路地を右左に曲がって走ります
私にはどこも同じような道に見えて良くわかりませんがprado772さんは熟知しているらしく
迷うことなくスイスイと路地を進んで行きます

県道46号に出るとわかりやすい道になったのでまた私が前を走る事になりました
ここからは県道46号から465号にかけてちょっとした山越えという事なので頑張って走る事にします

prado772さんに聞くと「5kmぐらいずっと登りですし〜」ということです

最初は傾斜が緩くて「コレくらいなら大した事無いかな〜」と鷹をくくっていましたが
すこしずつ斜度が厳しくなってきました



山越えの途中

この辺りからちょっとキツくなってきました



身体が熱くなってきたので、上の写真の場所でウインドブレーカーを脱ぎ
少し休憩(天然トイレ)した後は一気に登っていきます
息が少し切れてきて足も辛くなってきたので
prado772さんの自転車は約3kg重いので「大丈夫かな〜?」と思い、
ふと後ろを振り返ると私の直後でprado772さんはニコニコしながら
「おもってたより行けますね〜」と京都弁で息一つ切らさず余裕で登っています

こなったら年下の私は必死で頑張るしかありません(笑)


何とかへこたれず登りきれました
私はかなり足にきましたがprado772さんは相変わらず”余裕”のようです

改めてprado772さんの持久力の凄さを見せつけられた思いです



ここからは下り(ホッとする)




ここから10kmほど下って西海岸の五色町に向かいます

下りでは向かい風でスピードにのれませんが、快適、快適
少し冷たく感じる風も心地いいです



五色町に着いて海岸に出る手前でコンビニを探し昼食を購入
最初の計画では道沿いのうどん屋で昼飯にする予定でしたが
陽気がいいので「外で食べた方が気持ち良いですよね!」と意見が一致したからです


コンビニから少し北に走ったらすぐに西海岸に出ました
西向きは春らしく霞みがかっていますが寒くはありません



西海岸に到着、南側に風車が見えました




ここからは海辺の道を北東に向かいずっと走ります

五色町から漁港によったり砂浜を眺めたりして一宮町へ
この道は『サンセットライン』と名前が付けられていました



サンセットライン




海岸沿いに一番向こうの先端を越えてもっと走ります




途中堤防に降りたりもしました




遊びすぎて腹が減ってきました
そろそろ昼飯を食べる場所を探します



昼飯場所は新しく造成された海辺の公園に決定



今日の昼食場所




海を見ながら食べる昼飯はやっぱり最高です
写真は無いですが、おにぎり弁当のおにぎりの味も良くて大満足

話もまたまた盛り上がってしまい時間がどんどん過ぎてしまいます

あんまり話し込んでいるとこのまま夜になってしまいそうなので
そろそろ出発しましょう



昼飯後の記念撮影




午後の部開始



途中で何か見つけると止まったりしながら気分良く走ります



なんでしょう?




ちょっと走ってはまた道草




こんなのもありました

お城の形はしてますが、どう見ても鉄筋コンクリートでニセモノっぽいです



またまた漁港でみちくさ




淡路島の漁船は派手なのが多いようです




この漁港を出て夕方近くになって気が付いた事が一つ
prado772さんに「さっきからずっと良い匂いしないですか?」と聞くと
「やっぱりしますよね〜」とprado772さん

魚の煮付けのような甘い匂いが街じゅう全部に漂っています
その匂いがキツくない程度でとてもいい匂いなんです
走っても走ってもその匂いは止むことなく続いていました

『煮魚の香る淡路島』って感じです。(笑)


北淡町まで走ってきました
ここにも五色町で見たような大きな風車があったので近寄ってました



風車





風車の横には『北淡町震災記念公園』がありました
阪神淡路大震災の時にできた『野島断層』というのがここらしく慰霊碑などもあって
この地方の辛かった震災後を思い知る事ができます



震災記念公園




断層を囲んでいる建物




この場所から淡路町まではもう少し
時間も夕方に近づいているのでもう一頑張り走ります


そう言ってる矢先にまた道草



夕暮れ近し




この海は海流が激しくぶつかっているせいで潮が凄く速いらしいです
風もないのに潮がぶつかりシブキがあがってます

それゆえに「明石のタコは立って歩く」と言われているんでしょう



明石海峡




この海岸には海に向かう汽車がありました




そろそろ日暮れ近し




ゴールはもう少し
頑張る、そして頑張る



大橋が見えてきました




明石海峡大橋の袂に帰ってきました
もう到着かと思うともっと走りたいような気がしてちょっと寂ししいような気分です



明石海峡大橋




橋の下で記念撮影をして『道の駅あわじ』に着いたのは夕暮れ前です
一番上のデータでは”走行時間4時間27分”なので
4時間くらいは止まって景色を見たりお話しをしていたと言うことになります



『道の駅あわじ』に到着




サイクリングも当然ながら一つの”旅”だと思っているので
これくらい時間をかけてゆくり周らないと何処を走っても一緒ですからね

今日も事故無く無事に帰ってこれて良かったです


自転車を積み込み車ですぐ近くの『松帆の湯』というお風呂に行きました
そのお風呂は高台にあり、明石海峡と大橋が見下ろせる絶景ポイントに露天風呂がありました
夕暮れ時の海を見ながらお湯に入っていると今日の疲れも吹っ飛び
まさに”生き返った”って感じです



疲れを癒す『松帆の湯』




お風呂を出た後は高速に乗り一路京都へ

少し渋滞しましたが帰りも高速は比較的順調に走れたので
8時前に京都の桂川サービスエリアに着きました

ここで夕飯の定食(豚の角煮丼と蕎麦など)を食べた後prado772さんとお別れです

prado772さんはここから自転車で家に帰るそうです

しばしの別れを惜しみながらprado772さんにお別れを言うと
prado772さんの自転車のテールランプが小さくなっていきました

このときは流石にもの悲しかったです


お別れした後は高速と国道を走り家路に着き、帰宅したのは23時ちょうど
家に帰ってもう一度風呂に入ってから飲んだビールの味は”極楽”そのものでした

自転車乗ってて本当によかったな〜!って時間した一日でした



prado772さん、今日一日本当にありがとうございました
またどっか行きましょうね


終わり

HOME へなちょこぶり  へなちょこ写真  へなちょこサイクリング日記  ひとり言 掲示板 リンク  ブログ




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!