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'03.09.23鈴鹿スカイライン ヒルクライム〜名無し林道



走行距離  28.4Km 
走行時間  2時間25分 
平均速度  11.6Km/H 
最高速度  55.5Km/H 

積算距離  1706.3Km/H


今日は5月24日にロードで挑戦し途中で断念した鈴鹿スカイラインの脇にある
名も無い林道の終点が見たくなりMTBで出かけてみました

その道は地図では途中で終わっているので行き止まりになっている事はわかっていますが
行けるとこまで走ってみないと、どうしても納得がいかなくてずっと気になっていました

距離は短くてもかなり密度の濃いコースです

鈴鹿スカイラインについては先回報告したので簡単に済ませますね


スタート地点は三重県側の鈴鹿スカイライン入り口付近の鳥居道駐車場です
ここは小さいながらいつも空いていて簡単に車が停められるので気に入っています



鳥居道駐車場




この駐車場を10時にスタートです

昨日から急に涼しくなり先週の暑さが嘘のように爽やかです



最初はこんな感じ




今日は天気が良いので視界良好
景色がよく見渡せます

振り返れば街並みが小さくなって高さを実感できます



ちょっと登ったあたり




登るにしたがて風が冷たくなっていくのを感じながら
黙々と走り続けます

先回ここを走った時はロードだったので
ギア比がキツい感じでしたが
今日はMTBなので余裕を持ったギアを選べます



落石除けの下をくぐります




冷たい風のお陰で、汗が出てもすぐに乾き不快感がありません
「これからはサイクリングの季節ですね〜!」と
ひとり言をいいながら登っていくうちに随分高いところまで来ました

下を見ると登って来た道が九十九折れにずっと続いています



”その気”にさせる九十九折れ




チンタラと6〜10km/hで登っていくと鈴鹿スカイライン頂点のトンネルに着きました



武平トンネル




トンネルの中は驚くほど寒く半袖ジャージだけでは凍えそうでした
途中で止まっては危険なので我慢して震えながら走りきります


トンネルを抜けるとそこは滋賀県です
三重県側は少し空気が湿った感じでちょっとだけ霞んで見えましたが
こちらは乾いているように感じます

山の表と裏側では随分違うものなんねですね



滋賀県側の青空と登りきったM4

バックに見えるのは御在所岳1212mだと思います(多分ね?)



ここからはずっと下りなのでパーカーを着込みます
「9月ってこんなに寒かったかな〜?」と思いながら再スタート



ここからイッキに下ります




ジャケットを着ていても顔に当たる風はどうしようもできず
鼻水が吹き飛んでいきます



どんどん下りまっせ〜




手首が冷え切ったころに鈴鹿スカイラインの終点の看板が現れます



鈴鹿スカイラインはここまで




看板の手前を左折すると目的の林道の始まりです



林道の入り口




ここからはまた登りなのでパーカーを脱いで気合を入れます



野洲川に架かる橋を渡り林道に入ります




入り口付近からかなり傾斜がきつくMTBでもインナーローに急降下
先回はロードでこんなところを登ったのが自分でも信じられないくらいです

林道はとても景色が良く空も青くて最高です
谷を見下ろした時は鹿が葉っぱを食べていましたよ
その写真も撮りましたが、望遠が足らなくて何が写っているのかわらなかったの出しません



ここまで来ると平野より一足早く秋が近づいているようです




まだまだ緑は濃いですが、もうしばらくすると紅葉も始まるのでしょう




例の崖崩れの場所まで登ってきました
前に来た時とまったく変化していません

復旧する必要がないのなら、この道は何のために存在しているのでしょうか?
この国には無駄な道路が知らないところに点在しているようです

先回はロードだったのでここで引き返しましたが
今日はMTBなので担いで乗り越え先を目指します



崖崩れの場所




ここを無事通り過ぎしばらく登っていくと今度は路肩が崩れ落ちていました



こわーい!




アスファルトの下もえぐれていて下を見ると垂直に崩れ落ちています



見下ろすとこんな感じ




あまり縁に行かないように山側の隅っこを慎重に通り過ぎます

この林道は舗装があったり無かったり
または舗装の上に石が散乱していたりとまことに酷い状況です
そんな酷さがMTBにはまた面白いんですが・・・

とは言うものの、”命あってのものだね”なので
ゆっくり、とにかく慎重に先を目指して走り続けます


益々道は険しくなってきました
草むらのような中を走ったり石の上を乗り越えたりしながら冒険気分が最高です



まだ行ける




まだまだ行ける




押したり引いたり乗ったり降りたり・・・
どれくらい走ったのかメータを見なかったのでわかりませんが
林道入り口から数km登った地点で道が終わっていました

これは崩れたのではなく最初からここで行き止まりになっていたようです



林道の終点




まったく不思議な道です
存在意義がまったく理解できないな〜


ここで丁度12時になりました
携帯ラジオを聞きながら昼飯とします

変な動物が出て来ないようラジオのイヤホンを抜き
大き目のボリュームにして存在をアピールしながらのんびりと昼飯を楽しみます

大自然を独り占めしながら気持ちよく「キャベツメンチカツバーガー」を食べていると
ラジオから『CBCラジオ今月』に選ばれた柴草玲の「前山にて」が流れてきました
今月になって何度かこの曲を聴きましたが何度聞いても飽きることもなく
とても落ち着いた雰囲気の良い曲で大好きです



今日の昼食場所




昼飯をのんびりと食い終わり帰ることに

また下りで寒いので再びパーカーを着込みます


またまた余談ですが・・・

このジャケットは近所の『あかのれん』という服の安売り店にて季節の終わりに
”最終価格”の千円で購入した”超スグレもの”なんです
千円とあなどる事無かれ!
プロケッズのこのパーカーはゴアテックス同様の生地を使っていて
防水効果も非常に高くそれでいて透湿効果も高いので
秋〜冬〜春のスリーシーズンにはとても満足しています



コストパフォーマンスでは抜群のプロケッズのパーカー




休憩もしっかり取ったので下って帰ります



今度はこれを下って帰る




林道を下りきって橋を渡ると野洲川が見えます
水が澄んでいてとても綺麗です



野洲川の流れ




再び鈴鹿スカイラインに戻りまたキツい登りが始まります
今日はパーカーを着たり脱いだり忙しい一日です



またまた登り



道路の横はススキの元気が良くなってきていて
ここでも秋の訪れを感じます



無事頂上のトンネルまで戻ってきました




三重県側はちょっと曇ってきてるみたいです

トンネルを過ぎると駐車場兼見晴らし台があるので
そこでまた一休みします



見晴し台




ここではこんなのもあります




この後は下りきって鳥居道駐車場に向かうのみ
オンボードカメラ?(笑)でお楽しみください


カーブのかまぼこ




ここは緩い下り




風がきもちいい〜




調子に乗ってセルフポートレート(ちょっと怖かった)




この日の最高速(55、5km/h)を記録したあたり




いい気持ちのまま下りきって駐車場に到着しました
今日走った距離は短かったですが登りと下りしかない密度の濃さに大満足です



疲れた〜



心なしか自転車も疲れているように見えました


これからは自転車のベストシーズンです
行きたいところばかりで時間が足りません

上司の方々、休みを下さ〜い!!!



終わり




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