９時半ごろ車で家を出発です
自宅から養老を抜け国道３６５号線に入って関ヶ原を通り、スタート地点の伊吹町まで約７０ｋｍ、１時間半で到着
伊吹町の『伊吹の里』に車を止めます
名産品のアイスやソフトクリームを売っているお店で、
本当はお客さん以外の駐車はいけないんでしょうが、公営の店なので怒られることはないでしょう
帰りにソフトクリームでも買っていけば許してもらえるでしょう
ここで自転車を降ろし交差点を右に曲がってスタートです
伊吹の里
スタート地点の標高を測ったところ１８５ｍでした
ここから林道入り口までの７ｋｍは緩いアップダウンはあるもののほとんどフラットなので
景色を楽しみながらのんびり走ります
正面が伊吹山です 今日はこの向こう側の林道を走ります
のんびり、ゆっくり！
天気はあまり良くありませんが、山郷ののんびりした雰囲気が心を癒してくれます
この辺も田植えは終わっていました
姉川沿いに走って行くので渓流を横目に見ながらしばらく走って行きます
道路脇の案内図
自宅のある愛知県の平野では少し汗ばむくらいでしたが、こちらは寒いです
おまけに激しい風が吹いているので思うように進んでくれません
走り始めて約７ｋｍで林道の入り口があります
標識などは全くないので始めて走る人にはわかり難いです
林道への分岐道路
この地点での標高を腕時計で測ったら２８５ｍでした
そんなもんでしょう
林道に入ってしばらくは舗装路なので走りやすいのですがＭＴＢには少し物足りません
林道の最初はこんな感じ
ウグイスが鳴いています
晴れていてもそこら中から湧き水が出ていて道路の上を流れているのでスリップに注意しながら走ります
少し走って行くと舗装が無くなりフラットダートになります
そろそろＭＴＢ向きのコースになってきたぞ
このコースは舗装とダートが混在していて、先に行くほどダートの割合が増えてきます
舗装からダートに変わる時はタイヤのグリップ力が急に変化するので注意しないといけません
特にカーブの入り口で変わっているような場合は気を抜くとズルッといきますからね
もう少し走ると山らしさが増してきて気持ちはいいのですが、
これより先はほとんど人がいなくて野猿や猪がいっぱいいるので熊除けの鈴は必携です
（熊にはまだ遭ったことはありませんが・・・）
今までに４回このコースを走っていますが、一回につき１０匹は猿が出て鹿が２回、イノシシは１回出ています
それ以外には綺麗な野鳥や平野にはいない蝶々も多くいます
曇っているのが残念です
谷沿いをぐるぐる走ると分岐が出てきます
この分岐が厄介者です
見た目には直進方向がメインに見えますが、峠に行く道は右です
真っ直ぐ行くと山の合間をぐるぐる登って行き止まりになっているし景色も今一つなので面白くないコースです
ここを右折です
あとは国見岳まで一本道なので迷う事はありません
ひーひー登ってるのに汗がすぐに蒸発して強風のせいもあって寒いです
ウインドブレーカーを着ていてもまったく暑く感じません
腹が減ったので飯を食うことにしました
寒いので風除けになる場所を捜し雰囲気の悪い工事現場を選びました
本当は緑のじゅうたんの上で昼飯にしたかったのですけど、妥協は大切です
一人で走る時はいつも携帯ラジオを聞きながら走っています
寂しいのもありますが地元のＡＭは土曜と日曜に面白い番組が多くて毎週楽しみにしているからです
（今日はこの後に野球放送になってしまい、つまらないのでリュックに仕舞いました）
飯を食ったら便意を感じましたが、こんな寒いところでケツを出す気がしないので我慢して走り出しました
伊吹山を見ながら登っていきます
後ろは日本１００名山の一つ伊吹山
ぼちぼち登っていくとやっぱり猿が出ました
親子らしい大きいのと小さいのが道路の横の草だか花だかを毟り取って食っていました
慌てて写真を撮ろうとポケットからカメラを出している数秒のうちに逃げて行ってしまいます
この後も３箇所で猿に遭遇しましましたが逃げ足が速くて何度かカメラを向けましたが
すぐに茂みに隠れてしまい草と木しか写っていませんでした（残念）
ここの猿は人を見たら逃げていくので怖くなくて安心です
余談ですが、私がよく行く多度山という場所の猿は林道で飯を食っていると襲ってくるので怖いですよ
頑張って登って行きます
そんなに勾配はきつくないのですが、昨日の疲れが脚に残っているのか筋肉が疲れてきました
もう少しで頂上だよ〜
国見岳に到着しました
この地点で標高を確認したら８６０ｍです
林道に入って１１ｋｍ走って約６００ｍ登った事になります
標高８６０ｍ、気温は体温に影響されて全くあてになりません
峠の石碑です
峠からは岐阜県側の山々が一望できますが今日は天気がイマイチで残念
今日はこれで引き返します
峠を岐阜県川に下ることもできますが距離が半端ではないので分相応にしておきました
下りはもっと寒いのでスピードは出せません
山にはこんな木（花か？）が生えていました
ずっと下って渓流に下りて見ました
渓流に下りて少し休憩です
こういうのを”命の洗濯”と言うのでしょうか
その後は伊吹町の集落を少しポタリングしてみました
こういうところを走ると明日会社に行くのがイヤになってきます
山里の暮らしもそれなりに大変だとは思いますが
このようなところで暮らしたほうが人間的な気がします
伊吹町の集落 のんびり時間が過ぎていそうです
集落をポタリングして県道に出てからしばらく走って駐車場に戻り今日のツーリングは終わりです
今日も楽しかったな〜
少しつかれてしまいアイスクリームを買う気になれなくて
心の中で”伊吹の里”にお礼を言ってトットと帰りました
あ〜明日は仕事だ〜ヤダヤダ！
終わり
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