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'03.08.30木曽川北上 立田大橋−138(イチノミヤ)タワー−犬山


走行距離  102.41Km 
走行時間  4時間38分 
平均速度  22.1Km/H 
最高速度  35.3Km/H 

積算距離  689.4Km/H

先日、ロードのホイールをMAVICのCOSMOSに交換したので
今日はその感触を試すべく木曽川の東の堤防を走ってみました



本日のスタートは木曽川に掛かる立田大橋のたもとにある駐車場です
河口から15kmくらい遡った場所にあります

盆過ぎと言ってもまだ8月、
もう10時を過ぎているので暑さはまだまだ真夏です
天気予報では一日中曇りと言っていたのに晴れてきました



いきなり暑い




今日は登りが無いはずなのでのんびり走る事にします

気合が入らないなりに準備をしてスタート

木曽川の東堤防はずっと舗装されていて走りやすいのですが
車は少ないながらも抜け道としてスピードを出しているので気をつけなければいけません

風は無く走りやすいのに暑くてすぐに汗が噴出してきます
それでも川原の緑が濃くて気分は悪くありません



走りやすい堤防道路




コスモスの調子はと言うと・・・

これがなかなか良く回る感じでいいみたい
風がない事もあってとてもスムースです
今までのホイールと同じ条件で乗っていないので単純に比較するのは無理ですが
感覚的には値段を考えれば十分満足できる物だと実感が沸いてきました

気のせいかもしれませんが
前のホイールの時と比べてギアを一段高くして走れるような気がします
あくまでも”気がします”なので、そこはご了承下さい

デザイン的には前のホイールとそんなに変化はありません
それでもリムに貼られている『COSMOS』のマークが派手な黄色で
回っているととても綺麗に黄色の帯が揺れて良い感じです



こいつは気に入った!




木曽川はさすがにでかいので河口付近はカーブが少なく単調で
走りやすくてもすぐに飽きてきました
東海大橋、馬飼大橋と橋を目指しながら淡々と走るのみです

馬飼大橋には木曽川堰がありこの場所では季節によって鮎捕りの人を多く見かけますが
今はまだ誰もいないようです



馬飼大橋(木曽川堰)




馬飼大橋を越えると祖父江緑地公園があります
そこでは家族ずれが遊んでいましたが、さすがに暑いためでしょう
人はまばらで閑散としています

祖父江緑地を越えて川を見ると水上スキー(ウェイクボードって言うの?)で遊んでいる人がいます
涼しくて気持ちよさそうですが、何となく”川の暴走族”という感じであんまり好感は持てません



ここでやっていいのかな?




走り始めて20kmくらいで川の蛇行が目立ってきます
この辺まで来ると木曽川も徐々に雰囲気が変わってきて変化を感じます

ここより先は走った事がないのでちょっと面白くなってきました
やっぱり初めて走る道は新鮮で楽しめますね



まだまだ大きい木曽川




どんどん走っていくと河川敷のグランドで少年野球をやっていました
高校野球も終わりましたが、スポーツに汗を流す少年たちは清清しいです

それに比べて、真夏に自転車で汗を流す”オジさん”はどうなんでしょう?



将来のメジャーリーガーか?




この後は交差点に出たり公園みたいな中を走りながらも順調に北上していきます
と、思っていたのもつかの間、いきなり堤防道路が終わっています
あらまー



そうきたか




とりあえず少し街中に入ってあっちこっち迷いながら道を探します
まあ、川を渡りさえしなければ何とかなるでしょう

太陽の位置と地図で見た川の角度の記憶をたよりに適当に走っていくと
何とかまた堤防道路に出る事が出来ました

その後は何度もこんな感じでストレートには走れないようです



感じのいい鉄橋がありました
踏み切りを越えて右を見ると無人駅があります
のんびりしていていい感じです



名前、そのまんま『木曽川堤駅』でした




電車が走ってきた




鉄橋の上を走っていくのがSLかディーゼルだったらもっと雰囲気あるんですけどね

暑さと戦いながら走っているうちにちょっと涼しい道路になってきました
木陰に入るとけっこう涼しいです
よく見ると木の生え際にセミの死骸が見つかります

もうそろそろ夏も終わりなんでしょう



涼しい並木道




この並木道を抜けたら138タワーが出てきました



138タワー




138タワーと書いて”いちのみやタワー”と読みます
一宮市のシンボルとして語呂を合わせて作られていて地上138mになっています
東海北陸自動車道からよく見えるこの建物は車で遠出して帰って来た時などに
地元に帰ってきた実感が沸く建物になっています


ひたすら走り続けるとこんな標識をところどころに見かけます



だんだん上流に来た




標識を見て走行距離と比較すると、思っているより遠回りしているようです
このへんまで来ると地形も変わってきて平野と言う感じはなくなってきますが
相変わらず河川敷の広さには木曽川の大きさを感じます



川の色も少し違う感じ




暑さに耐えながら何とか走り続けること40kmちょっと
犬山城に到着しました
本当はお城に登って行こうかとも思いましたが暑さに負けて断念です



犬山城




犬山城にはいろんな物語があるようですが歴史に詳しくないので
いいかげんな事を言って怒られるとまずいのでコメントは差し控えてます

城を越えてしばらく行くと桃太郎神社がありました
ここには小さい頃から遠足などで何度か来た記憶があります

桃太郎にまつわる場所は各地にあるようでどれが本当だかわかりませんが
此処が本物なんでしょうか?



桃太郎神社




この横には桃太郎を拾ったおばあさんが洗濯をしていた時の足型が付いた石が奉られていました
その名も『洗濯岩』
なんで洗濯しただけで足型が付くんでしょうね?



洗濯岩




桃太郎神社を出て走っていくといきなり道が山手に向かって行きます
川の方のわき道に降りて行くと河原に出てしまいました



どうなってるの?




まあ、50km以上走っているので今日はここで引き返します
そろそろ腹も減ってきたので帰り道に適当な場所を見つけて昼飯にします


ちょっと戻った所に涼しそうな公園を見つけました
ここで昼飯にします



今日の昼食場所




いつもなら30分もしないうちに昼飯と休憩は終わるのですが
今日はどうも暑さに負けて元気が戻ってきません

だらだらと一時間近く休憩を取っていると晴れていた空が曇ってきて
南から湿った風が吹いてきました

雨が降るような感じではないものの帰り道は向かい風に悩まされそうです


大休憩を終えて家路に着くことにします
犬山城を越えたあたりで川を見ると何か歓声が聞こえてきました

「何やってるんだろう」と河原を見ると
『全国Eボート大会IN飛騨・木曽川』と垂れ幕が出ていました
調べによるとEボートの”E”とはエクスチェンジ(交流)やエンジョイの”E”だそうです
(偶然8月31日の新聞に記事が載っていて、88チーム1086人が出場と書いてありました)
10人のりのゴムボートで200mほどを漕いでタイムを競う競技らしいです

みんな必死に漕いでいました




まだまだ新しい競技なのか、出場者のレベルにかなりの差があるようで
全然真っ直ぐ進まず大爆笑を呼んだチームもあって見ていて飽きませんでした



応援する観客の人たち(屋形船は関係ありません)



このあたりはライン下りの終着点になっていると思いますが記憶が定かではありません


帰り道は予想の通り向かい風が出てきて思ったようにスピードが乗りません
往きには30km/h弱で巡航できた場所も20km/h強で疲れるほどです


そこでまたコスモスの話です
向かい風でも以前より進みが良いような気が・・・

やっぱりこれも”気持ちの問題”なのかもしれません



走行が80kmを越えたあたりで身体に元気がなくなってきました
コスモスを持ってしても私の根性なし体質にはかなわずバテバテです
今日はほとんど平地なので脚が痛いとか疲れた感じは全然無いのに身体が着いて来てくれません

ヘルメットのパッドに溜まりきらない汗が首を振るたびにボトボトとフレームの上や道路にほとばしり
おまけに汗でパンツのパッドがビタビタになっているので尻の皮が擦れてヒリヒリしています



何とか頑張って戻っている途中に河原でパラセーリングや軽飛行機、グライダーなどを見ました
私は怖がりなので自分では乗ってみたいとは思いませんけど・・・



怖くないのかな?




怖い物知らず?




立田村の蓮の田んぼが見えてきました
これが見えてきたら駐車場まで残り数kmです



立田のレンコン畑(田んぼ)




立田村はレンコンの三大産地のひとつで当たり一面レンコンだらけです
7月から8月の初旬にかけては蓮の花が見事に咲き誇っています


何とか車に帰り着けました
車の中も蒸し風呂状態でエアコンが効くまで乗る気になりません

やっぱり夏は山に行かなければ・・・



終わり


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