秋と冬の間のこの日
滋賀県の奥伊吹へサイクリングに行ってきました
ご一緒していただいたのは
自転車仲間のキクさん、ナオエさん
そしてこのホームページの掲示板を見て参加してくれたＳさんです
自宅近くでキクさん、ナオエさんと待ち合わせし
私の車に３台を積み込んで８時過ぎに「薬草の里」に着きました
自転車の用意をしていたら
「おはようございます。掲示板を見て来ました」と
初対面のＳさんが飛び入り参加してくれました
それぞれ用意を済ませ８時半ごろに出発
スタートした時は薄雲が広がっていて
「こりゃあ景色は見えないかな〜」と話していたのですが・・・
曇ってる
走り出して３分もしないうちに急に雲が消えて
晴れ間が一気に広がってきました
お〜晴れてきた！
伊吹山を見ながら走ります
「伊吹の里」を越えたところで右折し
姉川沿いの道路へ進みました
ここからは車も少なく快適なので
ゆっくりとしたペースでのんびりと走りました
清々しい青空
ずっと緩やかな登りなので
それぞれマイペースで山里の景色を楽しみました
道沿いの民家には「白菜置き場」がありました
登って行くにしたがって徐々に山の色が綺麗になってきました
前のＳさんと後ろはキクさん
姉川ダムの手前はそこそこ傾斜がきつい登りになり
ちょっときつかったです
でも、ダム沿いの道路から見える風景はとても綺麗で
登った甲斐があったというものです
紅葉を見ながら走るキクさん
左からＳさん、ナオエさん、キクさん
「浮島」と書かれていましたが、どう見ても浮いてません
ナオエさんは最近仕事のストレスが溜まっているらしく
この景色を見て「疲れが吹っ飛ぶわ〜」と満足げでした
景色を見てストレス解消
良い色です
姉川ダムを越えて集落を通過
この時の気温は１０度を表示していて
この時期、場所を考えるとかなり暖かくなっているようです
山間の集落
集落の中に茅葺屋根の文化施設があり
休憩がてら寄ってみました
雰囲気のある茅葺の家
施設の横には残雪がありました
またまた一休み
中では「野の花押し花展」をやっていたので
興味が沸き入ってみました
押し花展
中には押し花の他に
この地域の文化財などを紹介していました
案内役は地元のお婆ちゃんで
とても親切にいろんな話を聞かせてくれました
茅葺屋根の中はこんな施設
お婆ちゃんの話では
この家は数年前まで普通の住居だったらしく
それを家主が町に寄付してこの施設になったそうです
親切に説明してくれたお婆ちゃんと、それを熱心に聞くナオエさん
ナオエさんが妙に反応した「中年女」の面
時代と当時の生活を感じる屋根裏
興味深い話を聞かせてもらい
とても”和風”な気分になりました
ゆるやかな時間の流れを感じながらサイクリングを再開
風景も和風
気分いいです
一生懸命登って
奥伊吹スキー場の手前になりました
そこの駐車場では山の雰囲気には場違いな
ジムカーナをやっていて
車の排気音とタイヤのゴムが焦げた匂いが当たり一面を満たしていました
モータースポーツは私も好きなのですが
この場所には似つかわしくない気がしたのは事実です
奥伊吹スキー場下の駐車場
そこから最後の激坂を登って奥伊吹スキー場に到着
とても穏やかな良い雰囲気でした
奥伊吹スキー場に到着
ここには以前にも乗った”大ブランコ”があって
キクさんとナオエさんは喜んで乗っていました
ブランコを楽しむキクさん
自分も乗りましたが
楽しいというよりも、あまりの迫力で怖かったです
ナオエさんも恐いもの知らず？
ちょっと遊んで昼飯の場所を決めました
外にはちょうど良い大きさのテーブルがあり
そこで昼休みをするこに決定
ちょうど良い場所です
昼飯場所が決まったら、飯の前にもう少し遊びたくなり
キクさんと２人でゲレンデのヒルクライムをすることに・・・
最初は乗ったまま登れたのですが
途中からは傾斜がきついのと雪で滑るのとで
ほとんど押し歩きになりました
標高もそこそこあるせいかすぐに息が切れるし
靴の中には雪が溶けた水が入ってきて冷たかったです
なのに、「なんかキッツいけど面白いよね〜」と
このアホらしさが楽しくて仕方なかったです（＾＾；
結局押し登り
何の足跡かな？
乗ってみては滑って降りる
ヨレヨレになりながらも上のリフト降り場までなんとか登り切りました
気分は完全に「登頂感覚」です（笑）
奥伊吹スキー場「登頂」のキクさん
ちょっと疲れた表情が情けない私（キクさんに写してもらいました）
登った後はお楽しみの
「ゲレンデダウンヒル」
雪を踏み締めながらの下りは爽快そのもの！
あまりの楽しさに、走りながら自然に笑いがこぼれていました
上の方で下っている写真を撮ろうと思いましたが
キクさんも私同様に楽しすぎたようで
カメラを出す前にどんどん下って行ってしまい
一番雪の多い場所での写真を撮れませんでしたが
写真なんてどうでもいいくらい気持ちよかったです
随分下ったキクさん
どんどん下る
楽しいゲレンデもそろそろ終わり
ゲレンデのダウンヒルを楽しんで昼食を４人で楽しみました
キクさんはバーナーを持って来ていたので
それでウインナーを焼いたりしたのをご馳走になりました
スパイスの利いたウインナーを食べたらビールが飲みたくなりましたが
持ってこなかったのでそれは諦めました（＾＾；
昼飯をしっかり食べて
たわいも無い話題でしっかり盛り上りましたよ
昼飯が終わり帰り支度をしている時にちょっとしたトラブルが発生！
昼飯を食べ始めた時からずっと周りをブンブン飛んでいたクロスズメバチ蜂がボトルにとまっていたらしく
それを掴んだナオエさんが指を刺されてしまったのです
私も前に刺された事があるのでその辛さはよくわかります
とは言え、オオスズメバチに比べれば症状が軽いので
それほど心配はしなかったのですが
ナオエさんは生まれて初めて蜂に刺されたらしく
かなり動揺していました
ただ、この場所ではどうする事も出来ないので
慰めの言葉を掛けてあげるしかできなかったです
刺された指の痛みも少し和らぎ
気分的にも落ち着いてきたようなので
帰路につきました
痛みを我慢して走り出したナオエさん
そんな事にはお構いなしで
相変らずキクさんはサイクリングを楽しんでいました（笑）
帰路はほとんど下りなのでまともに風を受けて寒かったですが
紅葉の中を軽々と下って走るクルージングは爽快そのもの
晴天に感謝です！
半泣きのナオエさんをよそに、楽しそうなキクさん
軽快な走りで前を行くＳさん
紅葉を見ながら下りました
やっぱりいい景色
行きにも通った姉川ダム沿いの道をクルーズ
この橋を渡って帰ります
行きには１０数ｋｍ/ｈで頑張って登った坂を
帰り道は３０〜５０ｋｍ/ｈでどんどん下って行きました
もう少しで終わり
姉川沿いの道を下りきり
道の駅「伊吹の里」で最後の休憩をとりました
「伊吹の里」
私はアイスを食す
伊吹の里で楽しい一時を過ごす
その先は車の多い大通りを少し走って
１５時頃に「薬草の里」に戻りました
「薬草の里」に到着
自転車を片付けた後は「薬草の里」で
４人とも薬草風呂に入りました
（ナオエさんは女性なので女風呂でしたが）
ナオエさんは、「薬草風呂に入ったら蜂に刺された指の痛みも治まったよ」と言っていました
薬草風呂は身体の芯まで温まる感じで
風呂から出た後もずっとポカポカして良い湯でした
しかも入浴料が３００円と安いのも高感度満点！
紅葉の中を愉快な仲間と軽快なサイクリングを楽しみ
その後は風呂でのんびりと疲れを癒せてとっても気持ちの良い一日になりました
改めてこの日ご一緒していただいた皆さんに感謝いたします
またご一緒して下さいね！
終わり
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