ニノ瀬越（20日）、リトルワールド サイクルミーティング（21日）
全く手前味噌な話ではありますが
今月初旬に新しい自転車を購入したので
その記念としてフィールドデビュー、レースデビューの感触を書かせていただきます
新車と言っても、この時点ではすでに”型落ち”となる
'07年モデルのTREK５０００を購入しました
10月に入り各メーカーの’０８年モデルもほぼ出揃ってきたので
何を買うかかなり迷いましたが
フレームの形、カラーを含むデザインが一番気に入ったコイツに決めました
10月20日フィールドデビュー
ニノ瀬越
今回のコースは
もう一台のロードレーサーであるTREK２000で毎回走っていたニノ瀬越にしました
慣れたコースを走れば違いがわかりやすいですからね
朝8時過ぎに「道の駅 立田ふれあいの里」を出発
最初は強い向かい風に泣かされながら揖斐川沿いの堤防道路を走りました
揖斐川堤防道路は強い向かい風
車重がTREK2000より軽くなっているのですが
風のせいでスピードに乗らず
加速や巡航性能の違いはあまり実感できませんでした
乗り心地は２０００より確実にマイルド
ただ、フロントフォークにストレートタイプが付いているせいなのか
大き目のギャップがフォークに対し垂直に当たってくるような場面では
かなりダイレクトに衝撃が伝わってくる感じでした
その直後に後輪でそこを乗り越えた時は
車体が上手く振動を吸収して
嫌な振動を確実に抑えてくれるようです
１０ｋｍほど走り風の影響をあまり受けない場所になったので
思い切って踏み込んでみました
思い切って加速
この自転車のフレームの材質である
トレックの「TCTカーボン」というのはもっととても柔らかいものを想像していました
しかし、実際に乗ってみると柔らかさよりも剛性感が先に伝わってきました
だからと言って
初めて買ったロードレーサーのTREK1400の時のように
硬くて乗り心地が悪い訳ではなく
路面から伝わってくる衝撃の角が取れてかなりいい感じでした
「カーボンバイクは一気に踏み込んだ時にパワーを食われて進まない」という話をよく聞きますが
私のような万年ビギナークラスの脚力ではパワーが弱すぎるのか
まったくそんな印象は無く、むしろ”軽やかに”加速してくれる印象です
次は峠の登りでの感触をチェック。
登り易さではもう一台のTREK2000と比べても大した違いは違いは感じなかったものの
路面の荒れた場所では突き上げ感が少ないので
身体の疲労度はいくらか低減されそうです
ただ、最近まともに自転車に乗っていなかったので
後半は足も息もかなりキツくてインプレどころではありませんでしたが・・・（＾＾；
ニノ瀬の峠道をを登りきった後は
山上公園で「フィールドデビュー記念」の撮影をしました
ヘッドマークはちょっと昔風のデザイン
この日は気持ちの良い秋晴れに恵まれ
公園のベンチでおにぎりを食べながらの休憩は
とっても気持ちよかったです
山上公園で小休止
後ろから
ツルっと、そしてヌメっとしたフレームが気に入ってます（笑）
この公園は標高はそれほど高くはないのですが
すでにいくつかの木々の葉っぱが赤く染まりはじめ
秋らしい雰囲気を楽しめましたよ
秋色
一休みした後は下り性能のチェック
このニノ瀬越という場所は
けっこう勾配、カーブともにキツい峠道なので
下りの実力を試すには絶好の場所です
公園を後にして一気に下ります
スピードに乗った下りの直線での直進安定性はかなり高いレベル。
カーブもまったく不安を感じることなく思ったラインで気持良く曲がってくれました
コーナーも気持ちいい！
コーナーへの進入時の挙動変化はとてもわかりやすく
曲がっている時も終始安定感があって気持ちが良かったです
スイ〜っと
気持ちよく峠を下りました
ここまでは良いことばかり書きましたが
実際には大きなマイナスもありました
まず第一はこの完成車に装着されているホイールとタイヤ
ホイール、タイヤともに「ボントレガー・セレクト」という銘柄で
見た目はけっこうカッコいいのに
このクラスの完成車に装着されている物としてはあまりにも重過ぎます
今までTREK2000で使っていたタイヤ、ホイールもそれほど高級な物ではありませんが
それと比べるとタイヤ＋ホイール前後で５００ｇ以上も重たい！
それほど軽量化に神経質でない私ではありますが
MTBならともかくロードで５００ｇ以上の差はけっこうキツいので
一度も使わずTREK2000のホイールセットを5000に履き替え
2000には以前使っていたマビックのコスモスを復活させました
それと、この日帰宅後にフォークのコラムをカットするついいでに
フォークの重量を計ってみたら
こいつも５９０ｇとかなり重めでした
でも、高価な軽量フォークを買ってまでして交換するのはもったいないので
これは妥協してこのまま使っていきます
次は安全面で重要なブレーキ性能
この自転車はほぼシマノのパーツで構成されているのに
ブレーキ本体だけはケンクリークの物でした
見た目にはとても自分好みでカッコいいと感じていたのに
その利き具合にはちょっとガッカリ
カッコいいんだけどな〜
取り立てて”利きが悪い”というほどではないのですが
アルテグラのブレーキに比べると明らかに剛性不足を感じました
今はこの自転車を買ったことで金銭的にかなりピンチなので
そのうち小遣いが貯めて
ブレーキだけは買い換えようと思ってます
総合的にみて
自分のレベルが低いせいもあるかもしれませんが
走行性能にはまったく文句なし
5000は派手さはありませんしＴＲＥＫの中では”安物”と言われているＴＣＴカーボンですが
トータルで考えると「かなりコストパフォーマンスは高い！」と感じました
欲を言うなら、２〜3万円くらい定価が高くてもいいから
ホイールセットとブレーキ本体はもう少し良い物を装着して欲しかったです
10月21日 レースデビュー
リトルワールドサイクルミーティング
自転車仲間のキクさんと一緒に
犬山市にあるのリトルワールドで行われた
サイクルミーティング第4戦に参加してきました
毎度の事ですが前日から気分が盛り上りすぎて
この日もほとんど眠らずに出発
現地に着いたのは日の出前の6時頃だったので寒かったです
レース会場でウォーミングアップ
今回もキクさんはMTBでの参戦です
寒い！
キクさんと一緒に試走開始
レースでTREK5000を使った感触も前日と特に変化無く
素直なハンドリングと挙動でとても良い感じだったのですが・・・
そのレースでとんだ失態をやらかしてしまいました
天気の良さと新車の気持ちよさで舞い上がっていたのか
アホな私は4周目に周回数を勘違いして
ゴールラインを越えて自転車を降りて座って休んでいたら
後ろから来るひとは皆、コースをどんどん走り去って行くではありませんか！
慌てて自転車にもう一度跨りコースに復帰したものの
先程使い切った足にまったく力が入らず
最終周は超スローペースでどうにかこうにかヨレヨレで走り終えました
今まで４周だったのが
今回から５周に変わっていたらしいです
恐らくレース前に説明があったのでしょうが
一人で舞い上がっていて聞き逃したようです
そんなこんなで結果は６２人中３４位。
順位としては”勘違い”がなかったとしてもあまりかわらなかったかも・・・（＾＾；
せっかくの新車デビュー戦だったのに情けない失態でしたが
何故かレース後に感じたのは爽快感と満足感だけでした
キクさんはフルサスMTBでの参加ということもあってか
控えめにほぼ最後尾からスタートしていましたが
最終的には多くのロードレーサーを果敢に追い抜いてゴールし
アスリート振りを発揮していましたよ
ビギナークラスとはいえ
日常生活ではなかなかここまで「自分の力を出し切った！」と感じる事はないですからね
この日会場で撮った写真を掲載しますね
（写っている皆さんの了承を得ずに載せていますので
不都合がある場合は掲示板等にご連絡下されば
直ちに削除いたします）
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