残暑厳しい8月の下旬
鈴鹿サーキットで行われたイベント「シマノ鈴鹿ロードレース」に参加してきました
今回はいつもお世話になっているご近所のキクさんと、そのお友達のヤマさんと一緒に
「１時間サイクルマラソン」を走り「真夏の鈴鹿」をしっかり楽しんできましたよ
走行データ
走行距離 約40ｋｍ
走行時間 1時間6分22秒
平均速度 34.59ｋｍ/Ｈ
最高速度 60.0ｋｍ/Ｈ
会場がかなり混み合うと聞いていたので
日曜日の早朝5時に3人で待ち合わせをして鈴鹿サーキットに向かいました
途中国道23号線を走っていると
自転車を積んだ車を何台も見かけ、道中ですでにレース気分が盛り上ってきました
３人ともこのイベントに参加するのは初めてで
道中はずっとワクワクしながら話が尽きません
特にヤマさんは自転車レース自体に初参加との事で
不安と期待の入り混じり、かなり興奮気味でした
鈴鹿サーキットに着いたのは早朝の６時ちょい過ぎだったのに
すでに「選手用駐車場」は満杯だったので
近くにある別の駐車場に車を入れました
駐車場に入った時は、いかにもサーキットの駐車場っぽい看板が立っていたので
そちらも選手用だと思ったのですが、どうやら民間の駐車場だったようで
旗を持ったお兄さんが「駐車料金１０００円です」と言いました
「え〜？ ここって選手用じゃないんですか〜？」と聞くとお兄さんは
「参加選手の方なら内緒で５００円にしておきますので、よろしくお願いします」との事
また車を移動するのも面倒なのと、お兄さんがやけに丁寧だった事もありここに停めました
駐車場で準備中
何を持っていったらよいのかよくわからないまま
でっかいヒップバックに携帯ポンプ、工具、補給食等を詰め込みました
３人揃っていざサーキットへ！
先週からずっとこのイベントを楽しみにしていたので
参加者の皆さんが続々とサーキットへ走って行くのを見ると
「やっと来たんだな〜」という気分でした
会場に入ると自転車に乗った人たちでいっぱい
キクさんについてパドックへ
自転車のイベントと言えばマビックカー
受付で参加賞をもらってゼッケンを受け取りました
袋を開けて参加賞を見ると
中味はドリンク券とパワーバーと”１００均”で売っていそうな写真立て
まあ、こんなもんでしょう
会場では、以前からずっとお世話になっている京都の「ぷらどさん」が待っていてくれました
ぷらどさんはクロスバイクとロードの２台を持ち込み
この日は３種目に参加するとのこと
ボクよりも年上なのにそのパワフルさには毎回驚かされます
赤いジャージがカッコいいぷらどさん
ぷらどさんが今回持ち込んだロードは
マーリンのチタンフレームにDURA−ACEという超高級仕様
シブい仕上がりがまさに”大人のバイク”という雰囲気をかもしだしていて素敵でした
ぷらどさんのマーリン
しばらくお話をした後、７時半になり
ぷらどさんは「マスターズ４０」に向けて出て行かれました
「マスターズ４０」で集合するぷらどさん
スターティンググリッドへ
「マスターズ４０」スタート
皆さんスタートから凄いスピードでダッシュ！
あまりの速さと大人数のために、ぷらどさんを見失ってしまいました
私たちはスタートまでもうしばらく時間があるので会場のブースをまわり
パーツや展示された自転車を見て歩きました
見れば見るほどアレもコレも欲しくなってしまいもう大変
フレームや完成車は所持金で買える訳がないのでまだ良いのですが
”特価”と書かれたパーツや用品を見ていると
どれもこれも欲しくなって、欲望を抑えるのに必死でした（＾＾；
そんな中
インターマックスのブースで今中大介さんにお会いできました
ちょっと前まで見ていたツール・ド・フランスでは
とても解りやすく身近な話題で解説をされていて好感を持っていたので
少しではありますが、お話しできて嬉しかったです
今中大介さんと記念撮影
最後にボクとキクさんは今中さんから
「今から走るんですか、しっかり頑張って走ってきて下さいね！」と激励を頂き
俄然気合が入った瞬間です！
８時半を過ぎ「１時間サイクルマラソンに参加の方はピット前に集合して下さい」のアナウンス
いよいよ「ボクらの夏」が始まります
いよいよ選手集合
ちょっと緊張気味のヤマさん（向かって右）と気合が入るキクさん（中央）
レース中にスタミナが切れないよう
並んでいる時にパワーバーを食べました
なんかのレースに出るたびに貰うので
買ったことは無くても何度か食べてますが
あのグニュグニュした食感はいつ食べても気色悪いです
「良薬口に苦し」と信じて頑張りましたが
暑さもあってか３分の２ほど食べたところで限界（笑）
いよいよスタート時間が近くなってきました
９時過ぎ この緊張感がたまりません
スタート１分前・・・ 凄い人数！ ボクらはほぼ最後尾か？
皆さんそれぞれの思いに包まれている事でしょう
スタートの合図
さすがに人数が多いので
合図からかなり遅れて私たちもスタートしました
TOPを狙う人たちは先頭に並び一気にスタートしたと思われますが
ボクらも含め後ろの方に並んだ方たちは皆さんマイペースでスタートです
「イエーイ」と３人でのんびりスタート！
あちこちから「頑張って〜！」の声援が嬉しい！
無意識に笑みがこぼれる
前を行くキクさん（向かって右）とヤマさん（左）
サーキットの特有の雰囲気を感じながら、徐々にヒートアップ！
裏ストレートに入りちょっとペースアップ
下りはけっこうスピード出る
周りの人も徐々にスピードが上がっているみたい
1時間も炎天下を走るので、スタート前は
「今日はサイクリング感覚でゆっくり走ろう・・・」と思っていましたが
赤白の縁石をみているうちに知らず知らず本気モードに・・・
気持ちえ〜
アスファルトからの照り返しでかなり暑いですが
それ以上に気持ちいい風を感じながらはしるのは最高の気分でした
もう気分は最高！ こりゃたまらん！
いつもは見るだけのサーキットを自分の自転車で走り
完全にミーハー気分です
うを〜立体交差だ！
この時くらいしかサーキットを自転車で走る機会はないので
思う存分サーキットの雰囲気を楽しまねば！
いいぞ、いいぞ！
今度はヘアピン
いつもオートバイのレースで見ていたヘアピンは
もっとキツいコーナーだと思っていましたが
自転車で走ってみると意外に曲がりやすくて楽しかったです
益々調子に乗る！
そんな感じでサーキット走行を満喫していると
後ろからきたトップグループ（要するにこの時点で周回遅れ）をよけきれず
自分の意思とは関係なく集団に巻き込まれ
きが付くと集団の真ん中に吸収されてしまいました
大勢の中に入ってしまうと
明らかにスリップストリームが効いていて
自分の実力以上のスピードを維持しながらかなり体力を温存できたようです
とは言え、中盤以降からは徐々に先頭のスピードが上がり
息がキツくなってきた頃、途中で集団から抜けようかとも思いましたが
ここまできたら「行けるとこまで行ってみよう」と頑張ってみました
そんな訳で、ホントはもっとコースの写真を撮りたかったんですが
とてもカメラを取り出す余裕も無く走ることに集中しました
自分で撮った写真ではありませんが
WEBページ「サイクリングタイム」で自分の写ってる写真があったので勝手に頂きました
著作権云々はよくわかりませんが
自分の写ってる写真だから問題無いでしょう！？
「cyclingtime.com」より
写真を見る限り
ロードレースには似つかわしくないヒップバックがカッコ悪い！
何より、要らない荷物をいっぱい詰めていたので
走っていてかなり重荷に感じていました
次回からはもっと身軽な装備で参加せねば・・・
最終周まで集団に引っ張ってもらいながらも
ヘアピンを過ぎデグナーあたりでスパートを掛けた集団においてけぼりになり
更には直線に入ってラストスパートを掛けようとした瞬間
右足のふくらはぎが攣りかけて力を掛ける事ができなくなり
スピードに乗れずカッコ悪いゴールになってしまいました
結果的には
トップグループの人たちからは完全に周回遅れだし
ラストは毎度の「へなちょこ」でしたが
最後まで諦めずに一生懸命走ったので、レース後はとても満足感がありました
レース中はボトルの水を取っていたのに
走り終わってしばらくすると一気に喉が渇いてきました
やはりそうとう汗をかいて走っていたようです
走り終わった後に飲んだポカリは身体に沁み込む気がしました
ドリンク券活躍
ホントはコーラが飲みたかったです
ドリンクコーナーの横では
先程の「１時間サイクルマラソン」の表彰式が行われていました
優勝者の方はまさに「両手に華」状態で
見ていてメチャメチャ羨ましかったです
羨まし過ぎる！
（優勝者の方、勝手に掲載してスイマセン）
そして・・・
お楽しみ！
その後で飲んだ「生ビール」は美味くてたまらなかったです！
（今回は一緒に参加したヤマさんがビールを我慢して帰り道の運転をしてくれました）
この後はほろ酔い気分でまた各ブースを回り
ピット横で昼飯を食べながらまたビールを楽しみました
コースではいろんなカテゴリーのレースが引き続き開催されていて
ピットのモニターでそれを見ながらのビールは実にいい気分でした
昼食後はしばしレース観戦
鈴鹿サーキットをしっかり満喫して
１５時ごろに後片付けをし帰りの準備をしました
帰り支度をしていると徐々に人も減ってきて、何となく
３人とも「夏が終ったな〜」と感じて妙に物悲しかったです
夏の終り
本当に楽しい一日をありがとうございました
今年の夏の良い思い出になりました
キクさん、ヤマさん、今日は大変お世話になりました
そして現地で待っていてくれたぷらどさん、ありがとうございました
また皆で集まって遊びましょう！
終わり
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