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'05.07.09二ノ瀬越NEWフレーム(TREK2000)試走


走行距離          たったの13.2km
TREK2000積算距離   たったの13.2km



先月の終わりに、新しいフレーム「TREK2000」を手に入れたので
先週の休みに今まで愛用していたTREK1400からパーツを移植し
今日(7月9日)はポジションや各部の調整を兼ねて二ノ瀬越を試走してきました

いつものサイクリング日記とは主旨が違ってしまいますが
今回はコース紹介は割愛して
フレームが変わった事による感触だけを書きます




先週の土曜(2日)に
今まで使ってきたTREK1400からパーツを外し丸裸にしました



向かって左がTREK2000、右が今まで使っていたTREK1400



オールアルミの1400に対し2000はシートステーがカーボンになっていますが
同じようなデザインなので、見た目はあまり代わり映えしない印象です

バラしたついでにフレームとフォークの重量を量ってみました
(あまり正確かどうかはわかりません)


TREK2000フレーム 52cmサイズ
     1460g(ヘッドパーツ、シートバインダー、ワイヤー受け込み)
カーボンフォーク    620g

TREK1400フレーム(旧) 50cmサイズ
     1400g(ヘッドパーツ、シートバインダー、ワイヤー受け込み)
カーボンフォーク       560g


何と!サイズが違うとはいえ2000の方が合計で120g重いとは・・・

「今までより上級フレームだからきっと軽いだろう!」と思っていましたが
その希望は木っ端微塵に打つ砕かれました(笑)

きっとその重量増は「剛性アップのため」だと信じる事にします



パーツの移植については、一つだけ問題が発生しました

ブレーキ取り付け部の前後幅が前(フォーク)後(シートステイ)共に1400に比べてかなり広いため
ブレーキを止めるメスネジの長さが足りずに固定できなかったのです

と言うわけで、急遽自転車屋にネジを買いに行ったのですが・・・

メスネジ(200円で売っていた)を買うつもりが、どういうわけか
ブレーキキャリパー本体前後セット(アルテグラ)を買ってきてしまいました
勿論、メスネジは短いのから長いのまで各種同梱されていましたよ



とりあえず完成(各部調整前))




完成したものの、この日はずっと雨が大降りだったので
自転車には一度も跨ることなく終りました



てな訳で、一週間の仕事を挟んで
完成した自転車に本日初めて乗ってきました

コースは1400でよく走っていた二ノ瀬越という岐阜県の峠道です
コースについては以前のレポートを参考にして下さい
http://2.csx.jp/~hidejy/sai0412ninose.htmなど)

ブレーキ以外は全て前と同じなので
フレームの違いがよくわかるはずです



二ノ瀬越の入り口に車を停めて出発




期待に胸を膨らませて小雨の中を走り出しました
最初は峠の登りです

「???・・・」
まったく違いがわかりません
カーボンバックは乗り心地が良いと聞いていましたが
この場面では特に変わりばえしないようです

路面の舗装は良好で
峠道の登りで速度は15km/h程度
「こんな場所では差は出ないのかな?」と思いつつ
「大金(自分にとっては)使った意味が無かったかな・・・」と悲しくなってきました



見た目も走りも変わらないのか?




しばらく登ると舗装が悪くなり路面のあちこちに亀裂が入っている路面になります
「ん?」
1400で走った時にいつも感じていた不快な突き上げが無い!
とりあえず違いが少しわかってホッとし一息

その後約6kmの峠道を登っていく間に
少しずつ1400との違いを感じるようになってきました

一番感じたのは安定感の差です
「2000は1400よりホイールベースが短い設計になっている」と聞いていたので
もっとクイックな動きを想像していたのですが
意外にも直進性は1400よりも随分と高い感じです



少しずつ「違い」を感じ始めたあたり




それと、前記したように
乗り心地が違うとまでは感じなかったものの
不快な突き上げが少ないのか効いたのかどうかはわかりませんが
二ノ瀬越の峠を登りきった時は今までより疲労感が少ない気がしました
(体調の違いだけかもしれませんが・・・)



公園で記念撮影




真横から  やっぱり1400と似ています




頂上の公園で一休みしていると雨が強くなってきたので
これ以上先に進むのは諦めて
登ってきた道を下って帰ることにします



下りでスピードにのってくると
登りで感じた以上にフレームの違いが明らかになってきました

1400では下りで40km/hを越えたあたりから
ほんの僅かながら、前の方がヨレるような感触があったのに対し
2000ではまったくそんな気配がありません

1400にずっと乗っているときは
「ロードのフレーム+フォークはみんなこんなもんだろうな〜」と思っていましたが
どうやらその考えは間違っていたようです

生憎路面が濡れていたので50km以上は出さなかった(出せなかった)ために
それ以上の速度域ではわかりませんが
明らかにフロント周りの剛性は2000の方が高いようです

フォークの60gアップが効果を発揮しているのかもしれません


それともう一つ
コーナーに入る時の倒しこみがとてもスムースに行なえるのも驚きでした
1400ではある程度までは”立ち気味”で、それを過ぎると急に軽くなる印象だったのに対し
2000は加重移動した分だけ倒れていく感じなので
とてもわかりやすくて安心感がありました



下りで威力を発揮!?




ここまでは良い事ばかり書いたので
欠点も載せておきます

今回は少し走っただけなので、走りの印象については前記した以上の事はわかりませんが
溶接部の仕上げについては1400(03モデル)に比べて
2000(05モデル)はかなりラフな作業になってます



1400(03モデル)




2000(05モデル)




それと、塗装も2000の方がかなり弱そうです
1400は木などで軽く擦った程度では傷が付かないのに対に
2000の塗装は柔らかくて、すぐに傷が付くようです



今日が初乗りなので
まだまだ評価をするには早過ぎますが
120gの重量増と表面仕上げの悪さを考慮しても
「買って良かった!」というのが今の心境です

これからもっと使い込んでみて、また違った面を感じたら
どこかで報告させていただきます




ついでに
フレームとは別に新しく買ったアルテグラのブレーキについても少し書かせてもらいます



アルテグラのブレーキ




今まで使っていたティアグラよりもよく利きました
それと、握りが軽くて腕の疲れが少なかったです




終わり


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