一日目（5月28日 土曜日）
待ち合わせは
１２時に浜名湖の弁天島にある「渚園」でまず「のんちゃん」と落ち合う予定です
Mongo Margarita さんと権太くんは、それぞれの仕事が終わってから来るので
22時ごろに現地到着の予定ということでした
毎回のように当日の朝は遠足気分で早く目が覚めてしまい
いそいそと愛車のノアに自転車を積み込み
当初の計画より1時間ほど早く自宅を出発しました
途中の道路も予想に反しほとんど渋滞がなかったので
待ち合わせの2時間前に浜名湖に到着
弁天島の渚園に車を入れました
せっかくなので、待ち合わせ時間まで自転車でそこらを散策してみます
10時ごろ浜名湖の「渚園」に到着
浜名湖の周りをゆっくり散策しました
このところMTB中心に乗っていたので、久しぶりにロードバイクに乗ると首が痛いです
ちょっと曇り気味でしたが
初夏の風を受けて走る浜名湖周辺はいい気分！
時間つぶしに浜名湖散策
上の写真の場所でコンビニで買ってきた昼飯を食べていたら
のんちゃんから到着を告げる電話がかかってきたので
弁天島にもどります
予定通り12時ごろにのんちゃんと合流
久しぶりに会ったのんちゃんは以前とまったく変わっていなくて安心しました
まずは本日のメインイベントである潮干狩りの場所探しです
渚園の職員さんにお奨めポイントを聞いた後
二人で弁天島の周りをフラフラ歩いて良さそうなポイントを探しました
この日の浜名湖の干潮は15時頃（中潮）なので焦る必要はありません
職員さんの言っていたポイントも悪くはありませんでしたが
潮干狩り好きの私から見ると、どうも浜の砂利が細か過ぎる気がしたので
先ほど自転車で散策した時に見つけておいた場所でやる事にしました
一度自分の車に戻りバケツと熊手を確保し潮干狩り開始です
開始する前は「あんまり捕れないかもな〜」と思っていたのですが
掘り出してすぐにアサリが出てきました
潮干狩り場として管理されている場所ではないので
小さめな貝が多いですが、食べるのには十分です
もちろん、あんまり小さいのは来年の再会を期待しては砂に返しましたよ
潮が引くのに合わせて少しずつ沖側に掘り進みます
最初は半信半疑だったのんちゃんも夢中で砂利を掘り起こしていました
干潮を前にして4人分（後から来る二人の分も含めて）のアサリは十分捕れたので
このへんでやめることにしました
立ち上がってみると、けっこう腰が痛いです
バケツの中のアサリの重みに喜びを感じながら車に戻りました
渚園に戻り綺麗な海水でアサリの砂抜きをしている間に
のんちゃんと夕食のおかずと夜飲むお酒を”買い出し”に行きました
いくら何でもアサリだけでは寂しいですからね
総合ショッピングモールへ買い物に行く前にのんちゃんお奨めの豆腐屋で
木綿豆腐と油揚げを購入
細い路地の奥にあるので、地元の人しか気が付かないであろうと思われるお店でした
豆腐屋の後はショッピングモールに行き必要なものを購入
その中に「ダイソー」（100円ショップ）があったので
忘れてきたフライパンや包丁、まな板、醤油、味噌も買いました
そんな物まで全て100円で買えるなんて便利な世の中になったものですね
16時過ぎに渚園に戻り、まずはテント張りです
キャンプ場でテント設営
時代遅れのロッジ型ですが
設営は2人いれば5分で完成する程度の簡単なものなので楽ちんです
（但し、地面が硬くてペグ打ちには苦労しましたが・・・）
このテントは10年近く前に釣りのベースキャンプ用として
シーズン終了間際にアルペンの処分品を3千円程度でで買った物です
今時のドーム型に比べると古臭い感じは否めませんが
縁の方まで屋根が高いので視覚的にも狭い感じはしなくて
まだまだ十分使い物になりますよ
テントが出来たので夕食の下ごしらえを少し・・・
私とのんちゃんの二人分のアサリをバケツから取り出し
水洗いしてから水を切っておきます
こうして30分〜1時間置いておくと
アサリの旨みが出て美味しい味噌汁ができるんです
アサリ汁の準備
アサリを前記のようにしてテントの外に放置しておく間に
テントの中で油揚げを炒めて酒の肴を作ります
味付けは醤油のみのシンプルなものですが
コレが実に美味くて
私ものんちゃんも「こりゃ最高！」と舌鼓を打ちながら食べましたよ
それと、木綿豆腐を冷奴で頂きました
流石にのんちゃんのお奨めらしく
豆の味が濃い逸品でした
油揚げの醤油焼きにご満悦ののんちゃん
のんちゃんはお酒を飲まないのでご飯のおかずとして、
自分は酒の肴として美味しく頂きました
そろそろアサリ汁にとりかかります
水をはった鍋の中にアサリを放り込み卓上コンロの火をつけ
沸騰して貝の口が完全に開いた時に火を止め
インスタントの味噌と乾燥した具（ワカメ等）を入れるだけの簡単な作り方でやってみました
鍋の中からとてもいい香りが漂ってきてますが
果たしてお味は如何に・・・？
アサリ汁が出来ました
二人とも同時にまず一口
「美味めぇ〜！！！」
しばし二人で最高のアサリ汁に感動していました
アサリの出汁が良く出て味が濃すぎるといけないと思い
インスタントの味噌を一人分しか入れなかったのが良かったようです
味は濃すぎず薄すぎずバッチリで
アサリの旨みは余すところ無く引き出されている風味でした
3時間くらいしか砂抜きをしていなかったのに
ほとんど砂も入って無くて
プリプリしたアサリの食感も申し分なかったです
私は酒を飲み飲み、のんちゃんは飯を食いながらいろんな話をしていたら
気がつかないうちに外は暗くなり
のんちゃんに誘われてテントの外に出てみました
今まで知りませんでしたが
のんちゃんは星座に詳しくて
夜空を見ながら北斗七星に始まり数々の星の話を聞かせてもらいました
話が一段落して
テントの中で寝袋にくるまりウトウトしていた時に
Mongo Margarita さんと権太くんが到着です
確か24時過ぎだったと思います
二人が加わり夜のテント内は再び盛り上がり
貧乏臭い宴は最高潮を迎えました
特にMongo Margarita さんと権太くんのやり取りが面白くて
大きな声で笑いっぱなしでした
となりのテントの方たちには迷惑かけたかな？
真面目な話や卑猥な話が交互に飛び交い
あんまり話が盛り上がりすぎて気がついた時には３時頃になっていたので
ぼちぼちと4人とも寝袋に入りました
二日目（5月29日 日曜日）
コース図
画像をクリックすると大きくなります
テントの生地が薄い色のせいで
朝日が昇ると室内が明るくなってきます
そのせいで私は6時前に目が覚めてしまいゴロゴロしていましたが
目が冴えてきたので起きる事にしました
いたずらで皆の写真でも撮ってやろう・・・
ぐっすり寝ているMongo Margarita さん
爆睡中の権太くん
私がごそごそしていたせいでのんちゃんも目を覚ましてしまいました
のんちゃん、こんなに早く起こしてごめんね
オシッコをしにテントを抜け出してトイレに行き
戻ってみるとのんちゃんも外に出ていました
「コーヒーでも飲みましょうか？」という感じでのんちゃんが作ってくれました
それもインスタントではなくちゃんとしたレギュラーコーヒーです
実は、前日も何回か飲ませてもらったんですが
当日買った豆（モカ）の特性に慣れずに苦戦していたようです
のんちゃんの「オープンカフェ」
この出来がまた良くて
香りも味もモカらしい素晴らしいコーヒーでした
のんちゃん、ご馳走様でした
コーヒーを飲んだらお腹が減ってきたので
Mongo Margarita さんが前日に買ってきてくれたおにぎりを頬張りながら
またアサリ汁を作り、おかずにしました
もちろん、のんちゃんは「油揚げの醤油炒め」をまた作って食べてました
Mongo Margarita さんも起きてきたのでアサリ汁を味わってもらいましたが
起きてすぐだったので、あまり食欲がわかなかったかな・・・？
権太くんはまだ寝ています
彼はずっと仕事が忙しくて毎日３〜４時間の睡眠で頑張っているらしいので
あんまり早く起こしたら可愛そうです
と思っていたら権太くんも起きてきました
貫禄のある体格なのに寝起きの表情が少年のようで
密かに微笑ましかったです
せっかちな自分は
権太くんが朝飯を食べている間にテントを片付け始めました
自分とのんちゃんは早く起きたのでゆっくり朝飯を食べましたが
今にして思えばMongo Margarita さんと権太くんを慌てさせてしまい申し訳なかったと思います
朝飯もしっかり食べたので
サイクリングの準備に取り掛かりました
準備中
雨の心配は無さそうなので4人とも身軽にスタート
弁天島をスタートしたのは8時半くらいだったと思いますが
時計を見ていなかったので定かではありません
サイクリング開始
弁天島から反時計回りに浜名湖の周囲を走る計画です
走り始めるとすぐに浜名湖沿いの道路に出ました
５月も後半になると日差しは強くて
真夏ほどではなくても肌に刺さるような感じです
それでも真夏と違い乾いた風が吹いていて清清しいです
爽やかな湖周道路
向かって左からMongo Margarita さん、権太くん、のんちゃん
先頭はのんちゃん、次に権太くん、Mongo Margarita さんと続き
私は一番後ろを着いて行きます
湖を見ながら快適なペースで走っていると
浜名湖では潜って何かを捕っている人がいました
海坊主かと思いました
１０ｋｍほど走ると「浜名湖自転車道」という道路に入りました
時折道を確認するために止まります
地図や標識を見るために止まるのですが
知らず知らずのうちにすぐ話が脱線して盛り上がってしまいます
楽しい”脱線”
自転車道の最初は快調でしたが
途中から「自転車道」という割りには妙な道になってきました
それはそれで楽しいんですけどね
これでいいのか？
海に落ちそうな道を走っていたら館山寺の横でした
あんんまり縁を走ると落ちるよ
フェンスの向こうは館山寺の遊園地
館山寺を越えると湖から離れ
緩やかに登って行きました
山里といった雰囲気の中の道を走って行きます
そんな中で場違い？な自販機コーナーを発見しました
魅惑の自販機コーナー
当然ながら４人で中を物色してきました
Mongo Margarita さんは二枚目のくせにシモネタも大好きで
真剣な眼差しで商品を見ていましたよ
私は付き合いで中に入っただけですけど・・・（笑）
男ばかりなのにあんまり色っぽい雰囲気になってもいけないので
気を取り直してまた走り出します
アップダウンを少し繰り返し平地に降りてきました
のんちゃんが地図で確認すると
気賀の近くのようなので「気賀の関」に行ってみる事になりました
気賀の関所
皆、特に名所旧跡に興味を持っている訳では無さそうですが
一箇所くらいはこういう場所に寄っておかないといけませんからね
そしてまた走ります
浜名湖の湖西側
この先はまた湖から離れて
アップダウンの連続が続く道でした
景色も今までのように開けてなくて淡々と走ります
お昼を少し過ぎた頃には
４人で楽しく走った今回のコースもほぼ終わりに差し掛かり
ちょっと遅めの昼飯を食べる事になりました
国道一号線の近くの「新居」という場所にある
のんちゃんお奨めの海鮮料理屋「久一」です
のんちゃんお奨め「久一」
私と権太くんは「刺身板盛り定食」
のんちゃんとMongo Margarita さんは「海鮮丼」を注文しました
私は「刺身板盛り定食」
どの刺身も美味しかったですが
特筆すべきはマグロの味の良さです
透き通ったキビナゴの刺身も美味しいかったし
コハダの酢加減も良かったですよ・・・ってほとんど良いんです！
これで１０００円は安いと思いませんか？
他の３人も大満足のようです
しっかり食べてお腹が膨れたらどっと疲れが出てきました
どうやら皆同じ様子でちょっと動きが悪くなっています
店を出た後は
おじいちゃんの実用自転車に抜かれそうなスローペースで走りました
いよいよ弁天島が見えてきました
楽しかったサイクリングもそろそろ終わりです
弁天島へ渡る橋の上にて
前は権太くん、後ろはのんちゃん
弁天島に戻ってきました
ゴール！
向かって左からMongo Margarita さんと私（撮影：権太くん）
皆さん、お疲れ様でした
向かって左から権太くん、のんちゃん、Mongo Margarita さん
この後駐車場でしばらくお話をして皆さんとお別れしました
楽しい二日間を過ごせて3人には心より感謝しています
また都合をつけて遊びましょうね
おまけ
権太くんとMongo Margarita さんからお土産を頂きました
「HIDEJYさんは遊びすぎだから奥さんと娘さんにお詫びとして渡して下さい」
とのことでした
このお土産のおかげで
家に帰ってからも家族から白い目で見られずに済んで助かりましたよ
お土産に頂いた「東京ばな奈」
家族はとても喜んで食べていました
その後二人の娘が袋の絵を見て「銀座のいちごってのも本当にあるのかな〜？」と言っていました
どうなんでしょう？
終わり
