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'05.05.15茨川林道宇賀渓駐車場−石榑峠−茨川林道

走行距離  48.3Km 
走行時間  4時間03分 
平均速度  11.9Km/H 
最高速度  53.5Km/H 

M5積算距離  996.0Km


同じ愛知県在住の「ヒロ太さん」と茨川林道川に行ってきました
ヒロ太さんとは自分のページの掲示板などでお話しした事はありますが
実際にお会いするのはこの時が始めてで
最初の一言を交わすまでは少し緊張しました

コースとしては何度か紹介している場所です


コース図





この日の待ち合わせは三重県にある宇賀渓の無料駐車場に朝9時でしたが
一応念のために早めに家を出たので
待ち合わせ時間の約30分前に現地に着いてしまいました
ゆっくり準備をしながら待っているつもりでしたが
自分の着いた直ぐ後にヒロ太さんも到着
慌てて車から降り挨拶を交わしました

掲示板の中の会話から
私よりずっと若い人を想像していたので
「話が合うかな?」と心配していましたが
初めて会ったヒロ太さんは私と同世代と思われる方で
ちょっぴり安心しました


簡単に自己紹介などをしながらヒロ太さんの自転車を見せてもらいました
TREKのフルサスはやっぱりカッコいいです



ヒロ太さんの愛車「TREK FUEL」




自転車の話をちょっとしただけで緊張は解け
9時頃にスタートとなりました



では走りましょう(写真はヒロ太さん)




宇賀渓の駐車場を出るといきなり登り坂
国道421号線の石榑峠を三重県側から登り始めます

お互いの仕事や家庭環境などを話しながら走りますが
すぐに息が切れて辛いです



最初からけっこうキツイ登り坂




二人とも走りながら話し過ぎたのか
すぐに苦しくなってしまいちょっと小休止

止まって自転車から降りて何気なく耳をすますと
カエルらしき鳴き声が響いていました
田んぼのカエルとはちょっと違う鳴き声の主はどうやら「モリアオガエル」のようで
そいつが近くで鳴いているようです

そっと鳴き声の方に近づいてみましたが
穴の中をのぞくのはちょっと怖い気がしたのでやめておきました



この穴の中にモリアオガエルが・・・




カエルの鳴き声で癒されすぐにまた走り出しました

自分の家の近くでは”新緑”とはすでに遠ざかりつつある木々ですが
このあたりではまだ初々しい若葉が目立って綺麗です


景色に気を良くして快調に走って行くと
路面崩落現場がありました

昨年の台風で崩落した部分の修復中のようです

国道421号のこの辺りはあまり必要性がないのか
日曜のこの日は工事はされておらず
まだ完全復旧は先になるのでしょう



路面復旧の工事現場




どう見ても自動車の通行は無理のようです

私たちは自転車なので
1m弱の歩道を問題なく通過しました

この路面崩落のおかげで
自動車はまったく走ってこなかったため
貸切状態で走る事ができたのは私たちにとってはラッキーだったかも・・・


お互いの事を話したり聞いたりしながら
峠道をゆっくり登って行きます


楽しい会話と周りの景色のおかげで
さほど疲れを感じる間もなく峠を登りきる事ができました



峠の頂上でウインドブレーカーを着込むヒロ太さん




ここででまた一休み
この峠の天辺が三重と滋賀県の県境になってます


この場所はいつも風が強く
止まるとすぐに寒くなったので
二人ともウインドブレーカーを着て風をしのぎます

山の風を感じながら
30分ほど自転車の話を楽しみました

ヒロ太さんはとても話しやすい方で
人柄の良さを十分に感じ取る事ができましたよ


話が一段落ついたところで滋賀県側に下ります



421号線を滋賀県側に下る




滋賀県側は三重県側に比べ広葉樹が多く
より新緑が綺麗でした


421号線を一気に下って茨川林道の入り口まできました


421号線から右折し
茨川林道に入ります



茨川林道の入り口




林道入り口付近は
以前来た時には杉に覆われ薄暗かったのですが
この時は両側の木が伐採されていて
あやうく入り口を見落とすとことでした



数百メートルの杉並木を抜けると
目の前が急に開けます



林道に入ってすぐ




先に進むにつれて
国道を走ってきた時以上に見ごたえのある新緑が目を奪います



新緑の中を走る!





さらに新緑のアーチの下を進みます




林道から下を見ると
愛知川の澄んだ水が爽やかな水音を立てて流れていました



愛知川の流れ









しばらく進むと
茨川林道に一つだけあるトンネルまできました

このトンネルの前で写真を撮るのが毎回の楽しみになってます



トンネル




トンネルの手前までは下に見える川との標高差がかなりありますが
トンネルを抜けると
そこからは横を流れる川が愛知川の支流である茶屋川に変わり
渓流のすぐ横を走る感じになります



林道のとなりを流れる茶屋川横の森も新緑が綺麗です




林道からすぐに川原に降りれる場所もけっこうあるので
自転車を担いで流れの横に行き川原でまた一休み



川原




景色を楽しみながら走っていると
こんな看板がありました



看板




猟師のみなさん
お願いだから私たちを撃たないでね!



新緑に気を良くして走り
茨川林道のの突き当たりまで来たので
ここで昼飯にする事にしました



昼飯場所




買ってきた昼飯を取り出そうとリュックのチャックを開けた時
思わず気が遠のきました

な、な、なんと
買ってきたはずの食べ物が入ってません
どうやら車の中に置き忘れてきたようです

そういえば峠の登りで
「今日はなんとなくリュックが軽く感じるな〜、実に体調がいい!」
などと思っていましたが
実際にリュックは軽かったようです
トホホ・・・

その場で呆然としているとヒロ太さんが事情を察し
「私はいつも山に来るときは非常用にいっぱい食べ物を持ってきているので半分どうぞ。」
と無理して私に気を使ってくれました

そのお言葉に甘えヒロ太さんの大切な昼ごはんを半分頂きました
今回が初対面だったのに
ヒロ太さん、本当に申し訳なかったです


ヒロ太さんから昼ごはんと優しい言葉をもらったおかげで気分も復活し
また帰りの分の元気が出てきたので
林道を戻って帰り道を楽しむことなりました


不思議な事に往きと同じ道なのに光の加減で随分雰囲気が違って見えます
ヒロ太さんも「なんか往きと違う景色に見えますね〜」と同じ感覚のようです



帰り道に見た茶屋川




景色を楽しむヒロ太さん




川の横の林には山ツツジも咲いてました




気持ちよく走っているヒロ太さん




日陰の場所ではシダも芽吹いてました




往きに通ったトンネルを越えしばらく走り茨川林道を走り終えて
国道421号を今度は滋賀県側から登って帰ります


三重県側より登り勾配は緩いような気がしますが
そこは流石に帰り道
二人ともかなり疲れが出てきているので
ゆっくりゆっくり登りました



やっぱり登りは疲れますね〜




林道の水溜りのせいで
泥んこになったヒロ太さんのオシリを後ろから見ながら
私も頑張って登りました



ここまでくればもう少し、頑張りましょう!




再び石榑峠の頂上に到着




これでもう登りはありません
後は駐車場まで一気に下るだけです


お互いに、「さあ、最後の下りを楽しみましょう!」と
車の走っていない石榑峠を駆け抜けました



一気に下る





「お疲れさまでした〜!」
と言う訳で16時ごろに宇賀渓の駐車場に着きました



到着




自転車を片付けながら
またの機会を約束した後
名残惜しい気持ちでヒロ太さんとお別れしました

ヒロ太さん、今日は一日お付き合い頂きありがとうございました
昼飯を忘れるという大失態もありましたが
これに懲りず、今後とも宜しくお願いします



終わり

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